『一流講師から学ぶ ボディコンディショニング& 身体表現ワークショップ』 は、2日間の連続ワークショップです。単発参加も可能です。初日はボディ・コンディショニングで講師は萩原聖人さん、2日目にムーヴメント・コンタクトインプロを扱い、講師は安本達也さんです。身体表現が初めての方から経験者の方まで、ご参加頂けるオールレベルのワークショップです。お申し込み締切は【8月8日月曜日】です。
『一流講師から学ぶ ボディコンディショニング& 身体表現ワークショップ』 は、2日間の連続ワークショップです。単発参加も可能です。初日はボディ・コンディショニングで講師は萩原聖人さん、2日目にムーヴメント・コンタクトインプロを扱い、講師は安本達也さんです。身体表現が初めての方から経験者の方まで、ご参加頂けるオールレベルのワークショップです。お申し込み締切は【8月8日月曜日】です。
ワークショップ企画・主催の一永紗良です。
遂にこのワークショップを開催できることを本当に本当に、嬉しく思います…!!
超絶オススメのお二方を皆さんにご紹介できるのが本当に幸せです。
私がこのワークショップを開催する理由は、身体表現に苦手意識がある方も、そもそも身体を動かすことにも違和感を感じる方も安心して、一流講師から身体の整え方と、身体表現を学べる場を創りたかったからです。自分には無理だとあきらめないで、自分自身の身体の可能性を信じられる機会を創りたかったからです。私自身も身体で自由に表現することに抵抗感があるタイプでしたが、「意外と出来る!」と気づいて、今まさにチャレンジしているところです。
そして経験者の方にとっても、自分の身体をより深く知ることの出来る機会になると思いますので、是非講師のお二人に会いに来て下さい!!
舞台や映像作品の撮影では、少しの身体の癖や緊張が、とても目立ちます。
だからこそ、良い姿勢でいなきゃ、リラックスしなきゃと考えてしまいがちですが、そうやって自分の身体に批判的になってしまうと、より緊張は高まってしまい、いつもオーディションや舞台、撮影が終わった後は、身体がガチガチで、疲れ果ててしまったことが多かったです。
もっと身体のことも勉強し、疲れにくい身体、そしてボディラインも無理な姿勢を取って綺麗に見せるのではなく、自分自身が無理していない状態でも自然に綺麗に見えるよう整えたほうが良いと思い、そこから身体への興味と探究が始まりました。
萩原さんはもう身体への情熱が凄まじくて、身体に対する圧倒的な知識量。そして青山学院大学陸上部のトレーナーも務めている、身体の超プロフェッショナルです。萩原さんと初めて出会った時、この方、すごすぎる…!!と感動したのを未だに覚えています。
身体が魔法のようにとっても軽くなって動きやすくなったり、姿勢がよくなったので、私のように、そもそも自分の身体の動きに違和感のある、姿勢を変えたい方は、是非一度萩原さんのボディコンディショニングはぜひ受けてほしいです。
そして、身体表現を探究したいとワークショップを探していたところ、とっても素敵な講師の方を見つけることが出来ました!安本達也さんです。
安本さんは演劇の本場であるイギリスでの留学経験があり、ぜひ一度直接お会いして欲しいです。何故なら安本さんの身体は、”いつでも舞台上で高いパフォーマンスが出来る、準備された身体”だからです。そんなスーパー凄い人である安本さんですが、とてもフラットに受講生に接してくださり、とても優しい方ですので、身体表現にハードルの高さを感じている方も、身体表現が初めての方も、安心してご参加頂けます。
講師のお二人は、私が常日頃、とってもお世話になっている方々で、そしてお二人はそれぞれバックグラウンドも扱っている分野も全く違いますが、それぞれの分野で超一流です。もうこの二人にどおおおおしても沢山の人と出会ってほしくて、このワークショップを企画しました。
一日目:歩きが変わるコンディショニングワークショップ
(講師:萩原聖人さんより)
人間の基本動作である歩き。
誰もが当たり前にできる動きですが、街を見渡してみても、中々綺麗に歩けている人はいません。その理由の一つは、歩きは成長の過程の中で自然に獲得していくものであり、勉強やスポーツのように誰かから教わったり、学ぶことがないからです。
歩きは全身の筋肉を連動によって完成します。
裏を返せば、普段の姿勢や身体の使い方の癖によって、どこかの筋肉が硬くなっていたり、上手く動かすことができないと、歩きは崩れてしまいます。
正しく歩くには、足はもちろんのこと、体の軸を作る筋肉・肩関節や股関節周りの筋肉がバランス良く使えることが大切です。
このワークショップでは、自然に獲得していく歩きについて学び、身体各部の筋肉が本来の動きを取り戻すように「コンディショニング」=整えていきます。
コンディショニング終了後の、綺麗な歩き姿、自然と足がスッと前に出る感覚、全身の軽さなどを是非ご体感下さい。
◾ こんな方にオススメです。
・キレイな姿勢で歩きたい
・元気にいつまでも歩きたい
・歩くとすぐに疲れてしまう
・ボディラインを整えたい
・ランニングや登山など趣味を楽しみたい
・全身の筋肉の整える基本を知りたい
・身体各部のこりやハリが気になる
◾ カリキュラム
①コンディショニングとは
②歩きのメカニズムと機能解剖解説
③モニタリング~自分の姿勢や歩きの癖を知る~
④歩きのコンディショニング解説と実践
二日目:ムーヴメント&コンタクトインプロヴィゼーションワークショップ
(講師:安本達也さんより)
準備された俳優の身体とはなんでしょう?
どう準備して、何をすることに準備されていれば、「準備された」と言えるのでしょう?
スポーツをするとき、人の話にきちんと向き合うとき、勉強するとき。
わたしたちはこれからすることに対して最適な状況を作ることで、「準備された」と感じます。
アートを作るとき、演劇をするときに準備しなければならないことはたくさんありますよね。
心もそうだし、身体も。
コンタクトインプロ(CI)では人との接触や交流で起こる筋肉の反射に着目します。
わたしたちは何か危ないこと、怖いことが起こったとき、防御として身体を閉じます。
身体の筋肉をこわばらせ、硬く、守ろうとします。
これはとても自然なことです。
ですがこの緊張はわたしたちの身体の自由を奪い、次に起こることに反応できなくさせ、周りで起こっている様々なことを感じることの妨げとなってしまいます。
例えば格闘技で真正面からパンチをされたときこの防御反応で守ろうとすると、避けることもできずそのままパンチされるしかなくなってしまいます。
訓練された身体はそこで緊張せず、回避と共に次のアクションを生み出します。
CIではこの身体の反射を通して、心も身体も即時で適切に反応し、過度な緊張を避け、いざというとき自由に動く身体を探ることに取り組みます。
そのトレーニングの中で、舞台上で起こる様々なこと
「そのとき、今、向き合わねばならぬこと」
と向き合う身体、俳優にとっての準備された身体を見つけることができるでしょう。
「今」に向き合い、最適な選択を瞬間瞬間で行えれば、パフォーマンスそのものも自ずとより魅力的になるでしょう。
一緒に遊びましょう。
お会いできるのを楽しみにしております。
《コンタクトインプロビゼーションって何?》
Contact:触れる Improvisation:即興
1970年代初期にアメリカのモダンダンサー、スティーヴ・パクストンによって考案され、合気道などの影響を受け発展していった即興の形式。
相手にコンタクトしている接点から重さをシェアし、そこから生まれる力や動きの流れ、方向性、身体感覚とともに互いの選択の連続でムーブメントをつくっていく。
力学に則り、遠心力や落下等重力のエネルギーを活かして、小さく静かで繊細な動きからダイナミックなリフトまで、踊る人同士のその時の身体に呼応して、自由で多彩な選択ができる。ジャンルやレベル、経験を問わず楽しめる即興形式のダンス!
JAM等で動きそのものを楽しむことから、ダンスパフォーマンスやムーブメント振り付け、俳優訓練、医療や介護の現場、コミュニケーションクラスなど多岐に渡る分野で様々な目的に応用されている。
【企画・主催 一永紗良より】
プログラム内容は、最終的に”自分の身体を自由に使って表現出来るようになる”体感をしてもらうことを目標に、組み合わせています。
具体的に決めていった方法としては、まず安本さんのコンタクト・インプロヴィゼーションの動画を萩原さんにお見せしました。そして萩原さんに、表現者である(しかし身体表現は始めたばかりの)私の感覚をシェアすることで「身体表現が、よりやりやすくなる身体にコンディションを整えるとはどんな状態になることか?」ということを考えて頂きました。萩原さんは大変聡明な方であり身体のプロフェッショナルなので、演劇経験が無いにも関わらず、動画を見てすぐに、どのような状態でコンタクト・インプロが行われているか理解してくださいました。
そして最終的には、「歩く」ことがすべての筋肉を使う完成された動きということで、今回の萩原さんのワークショップは「歩く」ことにフォーカスして行うことになりました。
「歩きを見ればその俳優がどんな俳優かすぐ分かる」というのは俳優なら一度は監督や演出家、演技指導者に言われたことがあるのではないでしょうか。日常生活でももちろん歩きますが、同時に非常に演劇的な動作でもありますよね。
萩原さんから「歩きにフォーカスするのはいかがですか?」とおっしゃって頂いた時、思わず感動してしまいました。
単発参加はもちろん可能ですが、可能な限りスケジュールを整えて頂き、是非両日連続でご参加頂きたいです!両日とも私も受講生としていますので、一緒に楽しく学んでいきましょう。
【1日目の講師】
萩原聖人
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科卒業
青山学院大学陸上競技部トレーナー
日本コンディショニング協会認定講師
筋肉や骨格の状態を詳細に分析し、整えていくコンディショニング指導により、トップアスリートから一般の方の運動パフォーマンス向上に尽力。
講師として、運動生理学、機能解剖学、脳科学を分かりやすく解説し、「エビデンスに基づき結果を出せる」運動指導者の育成に努めている。
トレーナーを務める青山学院大学陸上部は、2022年箱根駅伝で総合優勝、8年間で6度の優勝を成し遂げた。
【2日目の講師】
安本達也
舞台芸術家。大阪芸術大学出身。卒業後渡英、
East15 Physical Theatreコース卒業。RADA Shakespeare Certificate取得。
帰国後はInternational Centre for Theatre ArtsにてAssociate Directorと
して舞台作品を制作。日本をはじめイラン、韓国、香港などで公演を行う。
Contact Improvisationについての造詣も深く、各国でワークショップを開く。
舞台作品は、パペットやマスク、ダンスなどストーリーにあった手法を用いた型にはまらないものであることが多い。
個人での映像作品の制作も多く、最近ではエドワード・ゴーリー原作「胡乱な客」やオリジナルダンス作品「Intimacy」を発表。
視覚によって与えられる経験が舞台において大きな役割をもつと考え、
ワークショップでは特に如何に効果的な身体を持つことができるのかを探究する。
どんな方におすすめ?
・身体表現経験者から初心者の方まで
・身体のコンディションを整える方法を知りたい方
・身体をもっと軽く、楽に動かせるようになりたい方
・身体表現を始めてみたい方
・自分の表現に身体の動きを取り入れたい方
・共演者と心理的な交流だけでなく身体的にもより繊細に交流出来る様になりたい方
・俳優・ダンサーなどパフォーマー。もしくはパフォーマーを目指している方
・演劇を趣味で楽しんでおり、身体でも表現できるようになりたい方、表現を磨いていきたい方
注意事項
※講師はサポート・指導のため受講生の身体へ接触する場合があります。
※受講する際は、マスク必須です。せき・熱ある場合はご来場をご遠慮下さい。
2日目に関して
※心理的抵抗が発生するワークがあった場合、参加者の皆さんは、見学に切り替えることが出来ます(最初から見学希望のみの予約受付はしていません。)。
※コンタクトインプロは身体の接触のあるワークなので、人との接触が苦手な方はご遠慮下さい。