概要
このワークショップは4月23日(日)10:00-17:00に実施します。ボディコンディショニングと身体表現、2つのコラボWSです。それぞれのスペシャリストが担当します。
通しチケットと、単発参加があります。初心者の方から経験者の方まで、ご参加頂けるオールレベルのワークショップです。お申し込み締切は【4月21日金曜日】です。
ボディコンディショニングのワークショップでは身体各部の筋肉が本来の動きを取り戻すように「コンディショニング」=整えていきます。コンディショニング終了後の、自然と足がスッと前に出る感覚、全身の軽さが変化する体験をお楽しみ下さい。
また、身体表現(コンタクトインプロ)のワークショップでは、過度な緊張を避け、いざというとき自由に動く身体を探ることに取り組みます。コンディショニングで身体を整えた上で、身体表現を実践してみましょう。
こんなお悩みありませんか?
・いつも身体に疲れがある
・思うように身体を動かせない、運動が苦手
・身体がかたい
・身体で表現することに抵抗感がある
・演じている時に体の癖が出ていると演技指導者や演出家に言われたことがある
・過剰な緊張を感じやすく、身体の動きがぎくしゃくする
・身体表現を始めてみたいが、どうしたら良いのか分からない
上記の悩みは、俳優であり今回のワークショップ主催である私自身も持っていたものでした。舞台や映像作品の撮影では、少しの身体の癖や緊張が、とても目立ちます。だからこそ、良い姿勢でいなきゃ、リラックスしなきゃと考えてしまいがちでしたが、そうやって自分の身体に批判的になってしまうと、より緊張は高まってしまい、いつもオーディションや舞台、撮影が終わった後は身体がガチガチで、疲れ果ててしまったことが多かったです。
もっと身体のことも勉強し、疲れにくい身体になりたい。
ボディラインも無理な姿勢を取って綺麗に見せるのではなく、
自然に綺麗に見えるよう整えたい。
自分で出来る身体のケア方法を知りたい。
と思い、そこから身体への興味と探究が始まりました。
その結果、萩原さん、安本さんとお会いしトレーニングしたことで、身体に変化が生まれました。
もっと自分の身体を自由に動かせることを教えてくれたボディコンディショニング。身体を使うセンスは、磨いて伸ばすことが出来ると知った、身体表現。
萩原さんはもう身体への情熱が凄まじくて、身体に対する圧倒的な知識量。
そして青山学院大学陸上部のトレーナーも務めている、
身体の超プロフェッショナルです。
萩原さんと初めて出会った時、「すごすぎる…!!」と感動したのを
未だに覚えています。
身体が魔法のようにとっても軽くなって動きやすくなったり、
姿勢がよくなったので、私のように、そもそも自分の身体の動きに違和感のある、
姿勢を変えたい方は、是非一度萩原さんのボディコンディショニングを受けてほしいです。
そして一度受けると、自分で出来るコンディショニング方法がわかりますので、
毎日自分で整えられるようになります。
そして、もうひとり、とっても素敵な講師を見つけることが出来ました!
安本達也さんです。安本さんは演劇の本場であるイギリスでの留学経験があります。
ぜひ直接お会いして欲しいです!!
安本さんの身体は、”いつでも舞台上で高いパフォーマンスが出来る、準備された身体”だなあと会えばひしひしと伝わってきます。
そんな安本さんですが、とてもフラットに受講生に接してくださり、とても優しい方ですので、身体表現にハードルの高さを感じている方(過去の私もそうでした)も、身体表現が初めての方も、安心してご参加頂けます。
私自身も安本さんのワークショップに1年通い続け、通うたびに身体が自由に軽く使えるようになっていきました!
こんな方におすすめです
・ボディラインを整えたい
・ランニングや登山など趣味を楽しみたい
・全身の筋肉の整える基本を知りたい、自分でケアが出来るようになりたい
・身体各部のこりやハリが気になる
・身体をもっと軽く、楽に動かせるようになりたい
・身体表現を始めてみたい
・共演者と心理的な交流だけでなく身体的にもより繊細に交流出来る様になりたい
滅多に開催できない&超お得価格の激レアなワークショップ
講師のお二人は、私が常日頃、とってもお世話になっている方々で、そしてお二人はそれぞれバックグラウンドも扱っている分野も全く違いますが、それぞれの分野で超一流です。もうこの二人にどおおおおしても沢山の人と出会ってほしくて、このワークショップを企画しています!
ただし、お二人のスケジュールの都合上、滅多に開催出来ません。特に萩原さんのワークショップは、この値段では通常受けることが出来ないところを、他の生活費やレッスン費などもあってお金の工面が大変な表現者の皆さんにも、身体のケア方法がもっと浸透してほしいという意図を持って、超お得価格でお願いさせて頂いています。
身体のケアと身体表現を一度に学べる、とてもめずらしい奇跡のコラボレーション・ワークショップ、ぜひこの機会にお越しくださいませ。
ワークショップ内容
10:00~13:00:ボディコンディショニングワークショップ
〜自分の身体を知り、綺麗な姿勢、しなやかに動ける身体を手に入れる〜
(講師:萩原聖人さんより)
私がトレーナーとしてダンスや演劇・スポーツなどを行なっている方から良く頂く質問に
「自分の姿勢ってどうですか?身体は歪んでいますか?」
「ランニング(スポーツ動作)のフォームを見てもらえませんか?」
「肩甲骨がうまく動かないんですが…、股関節が硬いのをどうしたらいいですか?」
などがあります。
・自分の身体がどのような状態なのか知りたい。
・自分が思うような綺麗な姿勢やスムーズな動きが取れない悩みを解決したい
というご要望です。
では、なぜ思うようにいかないでしょうか?多くの理由は、皆さんそれぞれの日頃の筋肉の使い方の”癖”によって、使い過ぎの筋肉と使えていない筋肉が生まれるからです。
使いすぎの(酷使した)筋肉は、疲労から硬くなり、柔軟性が低下、関節の可動域を狭めてしまいます。また使えていない筋肉があると、スムーズに動くことができず、見た目にも動きがぎこちなくなったりします。
このアンバランスな使い方が続くと、筋肉は骨に繋がっている為、
「骨格の歪み」を引き起こし=「姿勢が崩れる」ことに繋がるのです。
今回のワークショップでは、
①モニタリング
自分の姿勢・骨格の歪み・各部の可動域の確認をし、
ご自身の身体がどのような状態なのか?どこが改善するべきポイントなのか?を見つけます。
②リセットコンディションニング
骨格を整え、筋肉に本来の柔軟性を取り戻すエクササイズを行います。
③アクティブコンディショニング
綺麗な姿勢を維持し、しなやかに動けるためのトレーニングをします。
「自分の身体ことを知り、その改善のテクニックを学び身につける。」
そして最後には「変化した自分の身体に喜びと感動が生まれる」3時間にしたいと思います。
※今回はコラボWSということで、4月1日に発売する私も監修に携わった書籍から、最新テクニックもご紹介しますね!
皆様とお会いできることを心から楽しみにしております。
14:00~17:00:ムーヴメント&コンタクトインプロヴィゼーションワークショップ
(講師:安本達也さんより)
準備された俳優の身体とはなんでしょう?どう準備して、何をすることに準備されていれば、「準備された」と言えるのでしょう?スポーツをするとき、人の話にきちんと向き合うとき、勉強するとき。わたしたちはこれからすることに対して最適な状況を作ることで、「準備された」と感じます。アートを作るとき、演劇をするときに準備しなければならないことはたくさんありますよね。心もそうだし、身体も。コンタクトインプロ(CI)では人との接触や交流で起こる筋肉の反射に着目します。
わたしたちは何か危ないこと、怖いことが起こったとき、防御として身体を閉じます。身体の筋肉をこわばらせ、硬く、守ろうとします。これはとても自然なことです。ですがこの緊張はわたしたちの身体の自由を奪い、次に起こることに反応できなくさせ、周りで起こっている様々なことを感じることの妨げとなってしまいます。
例えば格闘技で真正面からパンチをされたときこの防御反応で守ろうとすると、避けることもできずそのままパンチされるしかなくなってしまいます。訓練された身体はそこで緊張せず、回避と共に次のアクションを生み出します。
CIではこの身体の反射を通して、心も身体も即時で適切に反応し、過度な緊張を避け、いざというとき自由に動く身体を探ることに取り組みます。そのトレーニングの中で、舞台上で起こる様々なこと「そのとき、今、向き合わねばならぬこと」と向き合う身体、俳優にとっての準備された身体を見つけることができるでしょう。「今」に向き合い、最適な選択を瞬間瞬間で行えれば、パフォーマンスそのものも自ずとより魅力的になるでしょう。
一緒に遊びましょう。お会いできるのを楽しみにしております。
《コンタクトインプロビゼーションって何?》
Contact:触れる Improvisation:即興
1970年代初期にアメリカのモダンダンサー、スティーヴ・パクストンによって考案され、合気道などの影響を受け発展していった即興の形式。
相手にコンタクトしている接点から重さをシェアし、そこから生まれる力や動きの流れ、方向性、身体感覚とともに互いの選択の連続でムーブメントをつくっていく。
力学に則り、遠心力や落下等重力のエネルギーを活かして、小さく静かで繊細な動きからダイナミックなリフトまで、踊る人同士のその時の身体に呼応して、自由で多彩な選択ができる。ジャンルやレベル、経験を問わず楽しめる即興形式のダンス!JAM等で動きそのものを楽しむことから、ダンスパフォーマンスやムーブメント振り付け、俳優訓練、医療や介護の現場、コミュニケーションクラスなど多岐に渡る分野で様々な目的に応用されている。
講師紹介
萩原聖人
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科卒業
青山学院大学陸上競技部トレーナー
日本コンディショニング協会認定講師
筋肉や骨格の状態を詳細に分析し、整えていくコンディショニング指導により、トップアスリートから一般の方の運動パフォーマンス向上に尽力。
講師として、運動生理学、機能解剖学、脳科学を分かりやすく解説し、「エビデンスに基づき結果を出せる」運動指導者の育成に努めている。
トレーナーを務める青山学院大学陸上部は、2022年箱根駅伝で総合優勝、8年間で6度の優勝を成し遂げた。
安本達也
舞台芸術家。大阪芸術大学出身。卒業後渡英、
East15 Physical Theatreコース卒業。RADA Shakespeare Certificate取得。
帰国後はInternational Centre for Theatre ArtsにてAssociate Director及びパフォーマーとして舞台作品を制作。日本をはじめイラン、韓国、香港などでワークショップや公演を行う。Iran International Festival of University Theatreでのパフォーマンス「UNtitled」では”最も優れた演出家のひとり”と賞賛された。コンタクトインプロ(CI)についての造詣も深く、各国でワークショップを開く。Kaeja Elevations®認定講師。CI歴は10年以上。舞台作品は、パペットやマスク、ダンスなどストーリーにあった手法を用いた型にはまらないものであることが多い。2023年度より現代アートとしての新しい舞台芸術の可能性を育むため、演劇の学校|シアタースコラを開校。同校の代表を務める。
注意事項
※講師はサポート・指導のため受講生の身体へ接触する場合があります。
※受講する際、マスクの装着は自由ですが、せき・熱など体調不良の場合はご来場をご遠慮下さい。
※ボディコンディショニングは最初にアイスブレイクがあります。
コンタクトインプロに関して
※心理的抵抗が発生するワークがあった場合、参加者の皆さんは、見学に切り替えることが出来ます(最初から見学希望のみの予約受付はしていません。)。
※コンタクトインプロは身体の接触のあるワークなので、人との接触が苦手な方はご遠慮下さい。